未来デザインネクスト2018 in 福岡市科学館
に行ってきました!初の学外ゼミ……のはず。
わたしは最初にあった公演を聞きました!
内容↓
公演をしてくださった菅さんは
メディアや表現方法を問わず、人間の知覚能力に基づいた制作をしている。それは一貫したプロセスのもとで行われている。
一貫したプロセス…観察→仮説→作って検証
①新しいことを学んで新しい事実に気づく
②仮説を立てる
③試作を作る、実験、検証
(②〜③を繰り返す)
④新しい表現方法を作る
の繰り返しで作品を制作しているらしい。
菅さんが"創造性"について
「天から何か降ってくるのを待つこと」ではなく、「才能がある特別な人が持っているもの」でもなくて、思考技術を学び、訓練することで誰でも獲得できる。
と言っていたのがとても印象的で、勝手に励まされた気分になった。
そして創造性を支える3つの技術がある。
①観察の技術
→視点を変えて周囲の物事から気づきを得る。
「踏み台としての制約」を作ることが大事で、それを作ることにより方向性が定まるらしい。完全に自由な状況ではどう考えていいのかわからなくて、無限の選択肢があることは思考停止につながる…ってめっちゃわかる!
制約の例の中で出てきた、書字スキップがすごかった…。"お"を高速で書き続けると、"あ"をついつい書いてしまうやつ。なるわけないよ〜とか思いながらやってみたらまじでなって笑った。そういうのを面白いって思える視点を持てるようになりたいな。
②分析の技術
→集めたものから抽象度をあげ(明確に言葉にする)核になる概念を取り出す。
無関係な事象でも、1つの物に複数の意味や解釈がある。という共通点があるのでは?
という例で出てきたのがモータル錯視補完。人間は隠されたものを勝手に補うように出来ているらしい。
③発想の技術
概念と事象を組み合わせてパターンを作り、評価する。
観察、分析した物同士は時間軸がバラバラで、結びつける素材の多様性が重要。
新しいアイデア、人と違うアイデアは、独自のデータベースから生まれるから、日々の継続的な観察、言語化が未来のアイデアを作っていく。
という内容だった。
一番印象的だったのはやっぱり創造性の話だった。これは才能でも神様がくれるものでもなくて、観察と分析と言語化によって生み出されるんだという話で、わたし達がしてることはいろんなことに繋がってるな〜って改めて思った。どこでも行われていて、これから絶対必要とされるスキルだから絶対身につけたいし得意になりたいし自分の武器にしていきたい!と思う。